ウルトラマンマックス 第33・34話「ようこそ！地球へ（前編・後編）」

『ウルトラマンマックス』33、34話レビュー

歴代ウルトラ怪獣の中で最もメジャーな存在の一つといえるバルタン星人が前後編で登場です。

【前編：バルタン星の科学】

・ボクはバルタン星人
海岸の町でタイニーバルタンを見つける少年。しかし、ここで注目したいのはそのとき一緒にいた駐在さんを演じているお方、真夏竜さんです。かつて、「ウルトラマンレオ」でおおとりゲンとして活躍した竜さんですよ～。
黒部さんや森次さんは他の特撮作品にも結構出ていましたが、真夏さんはあまり見られなかったので、なかなか嬉しい人選です。

・過激派と穏健派
過激派であるダークバルタンの地球侵略を防ぐためにやってきた、タイニーバルタン。
バルタン星での性別は女性ということで、勉少年と行動するために人間の姿に変身するのですが、「バルルン」って・・・。移動はホウキだし、何故魔法少女風なんだろう。

・「勇気をもって、DASHに通報しよう」
この台詞は何か「レオ」に関係あるものなのでしょうか。これまでのエピソードでも、ウルトラマンやセブンの変身を彷彿させるようなポーズを見せていましたし。

・ダークバルタンVSマックス
タイニーとは異なり、かなり初代を再現した外見・声なのは嬉しいです。
マックスよりも遥かに巨大化するバルタンに自らも同サイズに巨大化して対抗。マクシウムソードで腕を斬る→すぐに復活→マクシウムカノン→分身しながら回避と通じない上に、背後から熱線を浴びせられて全く歯が立ちません。さらに、円状の光線で動きを封じられて・・・って、これはキャッチリング？
(;゜ロ゜)
結局、マックスのエネルギー切れでバルタンの勝利。カイトが倒れるところで次回に続きます。
（；；

【後編：さらばバルタン星人】

オープニングの最後にバルタン星人の声が挿入されていましたね。
(´ー`)

・DASHの機能回復作戦
司令室が無重力化によって機能が麻痺したDASH、ダークバルタンのプログラムを消去するためにエリーを正常化させようと奮闘するヒジカタ隊長がいい味出してます。

・カイト、復活
ダークバルタンに指摘されたとおり、エネルギー不足で変身不能のカイト。それを助けるためにタイニーは重力操作でカイトの上にあった瓦礫を移動させたり、水から作り出したエネルギーを与えたりと大活躍です。
でも、子供たちの前で変身してって、カイト＝マックスは子供達には周知のことなの？

・ダークバルタンVSマックスその2
バルタンは、前回と同様の熱線攻撃を仕掛けてきますが、マックスはバリアで防御。さらにそれを竜巻状に変えてぶつけます。バルタンバラバラ～。
(*´Д`*)
しかし、クローン技術により大量分身で復活・・・。って、マックスも分身できるんだ～。画面を埋め尽くすスゴイ戦いになってます。

・タイニーの秘密兵器
なんと、銅鐸とは。個人的に調べた限りでは、銅鐸の使い方ははっきりとは解明されていないようですが、この話の中では鐘のように鳴らして使っています。
その間にも戦い続けるマックス。そして、前回のキャッチリングに続いて今度はスペルゲン反射鏡まで披露するバルタン星人、サービス精神豊かですね。

・ダークバルタン、本来の姿に
銅鐸の力で沈静化、ダテ博士の開発した「メタモルフォーザ」でかつての姿に戻ったダークバルタン。マックスに倒されなかったのは良かったけど、・・・昔から「バルルン」はあったのね。
(;´д⊂)

・今回のマックスボックス
東京都の「藤間海斗くん（6歳）」偶然とはいえ、同じ名前の小さな子供がよくいたものですね。
探せば、他の作品のキャラと同姓同名もいそうです。天道とか・・・ただ、こっちの場合年齢は高そうですが。